弁柄(べんがら)
日本の暮らしに古くから寝ずいている防虫、防腐の塗りのことで、土から取れる成分(酸化鉄)を用いています。紅殻、弁柄とも呼ばれています。東山界隈で外装にベンガラ塗りが施されているのは、唯一この建物のみです。
日本の暮らしに古くから寝ずいている防虫、防腐の塗りのことで、土から取れる成分(酸化鉄)を用いています。紅殻、弁柄とも呼ばれています。東山界隈で外装にベンガラ塗りが施されているのは、唯一この建物のみです。
二階部分の左官仕上げの土壁は「十六層の壁」の跡が見られます。薄紅、新朱、黄丹、鴇、照柿、利休茶、花浅葱といった土が塗り重ねられています。土壁の仕上がりが艶やかさと華やぎをもち、まるで十二単のようです。
外格子に使われている技法です。格子に用いた細い木を台形に形どっているため、外から見えにくく、中からは外がよく見えるようになっています。見た目の美しさだけではなく、プライバシーを守る機能面でも優れた技法です。
土間の床に使われている技法です。3種類の材料を混ぜ合わせて作られることから「三和土」と書かれます。赤土・砂利などに消石灰やにがりを混ぜて練り、塗って敲き固めた素材です。
建物内部にありますが、後から作られたとみられています。重厚さが特徴的です。障子戸の紙張りは元の原型を残し、現代にも通じるモダンな素材に切り替えて最良しています。
明かりを採るために、作られた建物内部の庭です。一年中紅色の葉をたたえたノムラモミジを楽しむことができます。2階からも見下ろし事ができ、建物自体に開放感をもたらしています。
所在地 |
〒920-0831 石川県金沢市東山1-13-24 GoogleMap |
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電話 | 076-251-8899 |
営業時間 | 長期休業:2019年11月18日(月)〜 2020年4月予定 ※改装工事のため、予めご了承ください。 |
定休日 | 水曜日(祝祭日の場合は営業) |
取扱商品 | 輪島塗、九谷焼など北陸を中心とした伝統工芸から人間国宝や伝統工芸士を中心とした作家作品 |